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どのような場合に診療が必要?

こころのリスク状態と同じような症状は、健康な人にも起こることがあり、その他の精神障害で起こってくる場合もあります。精神症(サイコーシス)に似た不思議な経験をした場合でも、苦痛がない場合、日常生活に支障がない場合、あるいは頻度が極めて乏しい場合にはあまり心配する必要はありません。しかし、以下のような場合には、こころのリスク状態の可能性が高いため専門的な診察が必要です。

  • 症状による苦痛が強い場合
  • 日常生活に支障が出てきている場合
  • 症状の頻度が増してきている場合
  • 症状に圧倒されてきている場合
  • 考えや行動がまとまらなく、混乱することが多い場合
  • 自分の行動や言動を制御するのが難しくなってきている場合
※ただし、パーソナリティ障害、摂食障害、解離性障害などの精神障害を持っている方で、精神症様の症状が一過性である場合、頻度が乏しい場合や、精神症様の症状による苦痛が強くない場合には、まずはその精神障害のための治療が一般的には優先されます。